【お金編①】結婚式を会費制にした理由|チケット制ウェディングフェス

カオリです^^

 

プランナーなしの手作り結婚式。

今日のテーマは

『会費制ウェディング』

 

オリジナルウェディングを作るにあたり、

ご祝儀制にするか?会費制にするか?」は

必ず迷うところだと思います。

 

更にアウトドアウェディングとなると、金庫や鍵のかかる場所がない場合も多く、そうなると「当日頂いたお祝い金の管理をどうするか?」というのが悩みの種となることもしばしば。

 

お金の問題はデリケートなのであまり周りに相談できず、二人だけで悩んでしまうことも多いでしょう。

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実際、私たちもそうでした。

でも散々悩んだ結果、前代未聞の「会費制」かつ「事前振込制」とさせて頂きました。

 

 

ネットで探してもそんな結婚式の前例はないですし、非常識だと言われかねないのは重々承知していましたが、やってしまいました。

 

でももちろん理由というか、考えがあってのことです。

 

ちゃんと話せばゲストの皆もきっと理解してくれる、と信じて選びました。

 

これからアウトドアウェディングが増えていく中で、きっと同じ悩みを抱える新郎新婦さん達が沢山出てくると思いますので、私たちの事例をぜーんぶ晒してしまおうと思います٩( 'ω' )و

 

 

1.ご祝儀制か会費制か?

まずはこの2択について、私が考えるいいところと悪いところを。

 

①ご祝儀制

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◆ゲストにとってのご祝儀制

《メリット》

・一般的なので無駄に迷わなくて済む。

・それなりの料理やサービスが期待できる。

・引出物や引菓子が楽しみ。

 

《デメリット》

・ぶっちゃけ…高い( ;∀;)

ご祝儀+ドレスやヘアセット代、二次会代も含めると結構な出費ですよね

 

◆新郎新婦にとってのご祝儀制

《メリット》

・相場は3万円と言われているので、豪華なおもてなしをしても、その費用はある程度回収できる

 

《デメリット》

・当日まで収入額が不明なので予算を立てるのが難しい

・金額に下限もないので、予想外に少ない可能性もある

ウェディングプランナーは当然のごとく「3万円×人数」で収入予算を立てるので、実際のご祝儀が1万円でも2万円でもそれはゲストのお気持ちなのに、勝手に残念な気持ちになってしまいそう。

 

②会費制

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◆ゲストにとっての会費制

《メリット》

・ご祝儀より金銭的負担が少ない。安い!

 

《デメリット》

・まだまだ事例が少ないため、ご祝儀袋は?新札?会費と別に何かお祝いが必要?などと迷ってしまう(かも?)

 

◆新郎新婦にとっての会費制

《メリット》

・収入額が明確となり、事前に収支の計算ができるため予算を立てやすい

・引出物や引菓子が不要なので、準備の負担が減る

 

《デメリット》

・会費の金額設定は悩みどころ。

 

 

2.私達が会費制にした理由

自分の大好きな人たちを

同じタイミングで同じ空間に呼べるのなんて、

おそらく一生に一度、結婚式だけです。

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どうせなら 少しでも長く一緒に楽しみたかった!

そのためにも

ゲストの金銭的負担を少しでも少なくしたいというのがありました。

 

でも自分たちには ホテルウェディングをしてそのままゲストをホテルに宿泊…なんていう財力はなかったし、そもそもキャラではなかったので(笑)、大好きなアウトドアを舞台にしたウェディングを考えたのです。

 

同じ会場で、披露宴(昼食)・二次会(夕食)・宿泊・翌朝朝食・そのまま観光までみんなで一緒。

当然ゲスト同士は初対面の人もいますし、男女混合。 

でも今後は友達同士も友達になってもらって、私たちと一生のお付き合いをしてほしい。

次に違うグループから1人ずつ呼んだとしても、あぁ結婚式の時の^^って気負わずに来てほしい!

この結婚式をきっかけに、繋がってほしい。

 

そんな私たちのワガママに付き合ってくれたゲストには、本当に感謝でいっぱいです。

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会場が何もない廃校なんだから、無理して高級料理を出したり、特別な引出物や引き菓子を準備するのもなんか変だね(^ ^)となり“会費制”に決めました。

壊れたり腐ったり荷物になったりも嫌だった!

 

 

ヨシキにいたっては、

引出物とか引菓子とかって嬉しい?それよりちょっとでも手出しが少なくちゃんとお祝いはできて、差額で好きなもの買った方がいいんじゃないの?とぼやいてました。

お祝いはしたいから2人が使ってくれる分にはいいけど、だからって別に高い料理が食べたいとか高級な皿が欲しいとかバームクーヘンが入ってた明日の朝ごはんにしようラッキーとか思わないそうです。

 

人って面白い。

男の人の価値観ってこんなもんなの? となんだか悩むのがおかしくなりました。笑

 

 

3.何時までいても一律料金制にした理由

“会費制”と決めた私たちですが、

なおかつ「どこまで残っても同一料金」にしました。

 

そう、フェスの「チケット」と一緒

 

料金は前払い。帰るのは自由。

 

フェス狂い旦那だからこそ生まれたアイデアです。笑

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☝︎実際にチケットを作り、ゲストに発送しました^^

 

 

具体的に言うと、

  1. 披露宴終了後チャーターバスで帰る人
  2. 二次会(BBQ付)終了後 自分の車で帰る人
  3. 宿泊し(朝ごはん付)、翌朝車で帰る人

この3つの人たちは皆同じ金額を払ってもらってます。

 

正しくはここに

 4.翌日砂蒸し温泉ツアーまで行く人

が加わるのですが、4まで行く場合はバス代だけプラス料金を頂きました。

 

 

私は最初、それぞれの都合で二次会に出られない人もいるし、アウトドアが嫌いで泊まれない人もいるし、会費は各時間で分けるべき?それか披露宴だけで帰る人にはそれなりの引出物を準備するとか?とも思ったのですが

 

ヨシキは残ってくれた人こそ得するべきというか…

結婚式なんて自分たちのワガママなんだから、それに最後まで付き合ってくれる人の気持ちは一番大事にするべき。と。

 

 

なんだか納得してしまいました。笑

 

もちろん1で帰った方をないがしろにすると言うことではございませんよ。

 

 

二次会に参加するって、普通は「時間を割く」+「お金を払う」だけど、何よりも貴重な“時間”を割いて一緒に盛り上げてくれることこそが一番ありがたいことですもんね。

 

二次会代別途とするのではなく、1泊2日チケット制としてよかったな〜と、振り返ってそう思います。 

 

 

 

次回は「会費の事前振込制」にした理由とそのやり方について書きます♪

今日も読んでいただきありがとうございました^^

 

www.earthcolor-wedding.com